スマトラ地震:高級リゾート地プーケットも泥とがれきに

包帯姿が痛々しい、川崎市の会社員(36)はカオラック地区のホテル1階の部屋にいたが、津波とともに外に押し流された。「多分1キロくらい流された。途中、流れる机や廃材に必死でつかまろうとした。最後はヤシの木にしがみついている自分に気付いた」という。「周囲にはもう死んでるんだろうなと思える人が多数いた」と話すと目を潤ませた。