「子の命保護」か「捨て子助長」か、赤ちゃんポストに戸惑い

熊本ってキチガイが集まってる場所なのか????


マスコミもグルになってるでしょこれ。言葉の選び方がおかしい。

 熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)が、親が養育できない新生児を預かる「赤ちゃんポスト」を年内にも開設する。市保健所はポスト設置に必要な施設変更届が出されれば受理する。

誤:「新生児を預かる」
正:「新生児を捨てる」
以降全て「預ける」になってる。
「預ける」って言い方にするから話が遺棄問題でないように見えてくる。

 結局、市保健所は明確な指針は得られないままで、「ポストの安全性が確認されれば受理するしかない」と語った。

保健所に「新生児遺棄ポスト」の設置を許可する権限があるわけない。

 親が新生児をむやみに置き去りにすると罪に問われる可能性があるが、県警捜査1課は9日夕、「犯罪が成り立つかどうかは、それぞれの事案ごとに法と証拠に基づき判断される」との見解を発表。ポストに「合法」のお墨付きは与えず、違法性は個別に判断するとしている。

これも書き方がおかしい。
誤:「親が新生児をむやみに置き去りにすると罪に問われる可能性がある」
正:「親が新生児を置き去りにすると罪に問われる」


でさ、それぞれの事案ごとにってのは「事が起こった場合の警察の行動」としては正解なんだけど、今はそれを聞いてるわけじゃないよね。
明らかに保護責任者遺棄罪が成立する現場となる施設を認めるかどうかって問題でしょう。


老人ホームなんかとは違ってこれは完全に責任放棄。
老人ホームは本来の保護責任者が誰であるかが明確である上で金銭を支払い保護を委託する施設で、保護責任者であることの放棄を認めているわけではないよ。
赤ちゃんポスト」は保護を受託しましょうという点では老人ホームと変わりないのだけど、保護責任者であることの放棄を容認している点が根本的に違う。