「1千円高速」に対抗、JR東が大幅割引

 ETC(自動料金収受システム)搭載車が休日に高速道路を上限1千円で走行できるのに対抗し、JR東日本が年末年始の帰省客向けに割引乗車券を発売する。「乗客が集中する繁忙期としては異例」なサービスで、高速利用の帰省客を取り込むつもりだ。

 この「ふるさと行きの乗車券」が利用できるのは12月26日〜来年1月8日。往復利用のみ対象で、今年11月26日〜12月20日に計4万枚を発売する。東京−盛岡間の往復普通運賃は通常1万6380円が9200円(割引率44%)、東京−仙台の往復普通運賃は、通常1万1560円が8400円(割引率27%)などで、割引率が40%を超える区間もある。

 国土交通省は年末年始の「1千円高速」を来年1月1〜5日に限定実施するため、鉄道会社は「年始の高速利用を当て込んで、年末の外出を控える人が増える」(JR東日本)と懸念していた。同社広報部は「割安感を出して需要を喚起できれば」と話している。

えらい変わりようだ。


「繁忙期なんか放っておいてもチケットが売れるのに、そんな時期に割引チケットなんか使わせるわけないだろJK」という姿勢だったのにね。


ただ、価格競争って善し悪しで、安くなればなるほど客の質も比例して落ちるわけで、年末年始の新幹線なんかだと「安くなったのはいいんだけど周囲の客に今まで以上の不快感」って事にもなりかねない。
いや、なるでしょう。確実に。


泣き叫ぶ子供を放置する親とか、大声で喋る笑うの酔客とか、座席で平気で携帯電話使う奴とか、グリーン車に入り込んでくる立席客とか、喫煙室に立てこもっちゃう立席客とか、勘弁してください。
車掌になんとかしてくれって言うのにも限度あるし。


わしみたいに、こういう気分の悪い奴らから少しでも逃れるためにグリーン車を使っている身からすれば、安くするのは悪い面の方が大きい。


まあJR東海が同じ事をやらないよう祈ってますよ。