5年9カ月で出勤8日 奈良市職員、給与はほぼ満額

 同市の規則では、一つの病名で90日間まで、給与を満額支給する病気休暇を認めており、別の病名で診断書が提出し直されれば、新たな休暇を取得できる。90日間を超えると休職処分になるが、給与は2割削減で支給され、減額分の大半は同市職員互助会が補填(ほてん)する仕組み。

 藤原昭市長は「このような病気休暇の制度があったことが問題だった」と話している。

この出勤日数で退職にならない制度がおかしいだけ。「ひとつの病名で病気休暇が90日取れる」ってのは異常でしょう。


うちの会社は有給休暇は年に21日支給で使わなければ40日まで貯められる。医療看護休暇は年に5日支給で10日まで貯められる。
休暇が無くなった状態で休むとなると休職しか無い。手続きを取りに来られない状態の場合は、休暇が無くなったら欠勤になり、欠勤が1週間続くと自動的に休職に入る。
もちろん休職も理由として相応しい診断書などが無いと認められない。
休職も期間には制限があって、まったく出勤しないで連続で取るのは半年が限度。病気なら診断書をもって更新しに来ないといけない。逆に言えばちゃんと手続きすれば継続して取れる。
ただし、休職は合計で3年まで(2年だったかも)。それを超えると自動的に退職。


そういうのが当たり前だと思ってたし、改めて考えてみてもなんら理不尽ではないと思う。
むしろ休み放題の奈良市の制度の方こそ馬鹿じゃねえのと思う。


まあ制度とかそういう話を抜きにして、出勤しない人を給与払って何年も抱えているというところは誰がどう見ても普通じゃないね。