面談

昨日と今日で2社ほど請負の営業さんと面談した。


今の機種の開発期間と、次の機種の開発期間がうまく繋がらなくて、2ヶ月の間ができた。
私の部下は現在は13名だけど、プロパーはそのうち1名だけ。
他12名は構内請負ということになっている。
つまり受注をうまく繋げられなかったので、12名は離職ということになる。
と言うか、先月まで17名いたはずの部下が、今月から13名。


発注側との話し合いで、徐々に人は減ることにしてしまっている。
2つ持っていたプロジェクトの1つは客先の事情で開発中止。続いている方も12月で開発完了。


以下、私も含めた体制で。
10月までは18名体制(2プロジェクト)、11月は14名体制(1プロジェクト)、12月は7名体制。
で、以上おわり。
次のプロジェクトまで2ヶ月の間が開く。


普通は(私への)発注側も繋がるように発注する。
それは間が開くことで経験者が別の仕事へ離散することになり、いざ次のプロジェクトを開始しようとしても経験者を集められないから。


それは発注側の部長さんにも散々説明しているのだけど「金がない」と。
それで「次も頼もうと思っている」とは本当に都合がいい話だなと思うが、逆立ちしても鼻血しか出ないようではしょうがない。


そこで次のプロジェクトの開始時にできるだけ経験者を集められるように、色々と避難先の仕事を探しているのだけど、いまやっているプロジェクトのプロジェクトリーダー(彼は発注側の人間)ですら「私もこれが終わったら仕事がないって言われてるんですよ〜」と来たもんだ。


自社内の知り合いを回って「こんな有様で困ってる。スポットで要員増の話はないか」と聞いて回ってはいるが、大概は「お前なあ、俺んとこも人減らせって言われてんだよ?」と、まるで脈無し。


一番懇意にしている請負先(いままでは4社使っていたけど、様々な事情でやむなく1社に統一)にも、「いまやってくれてるメンバーには次のプロジェクトでも頼みたいから、この期間の仕事をあてがってやれないか」と聞くには聞いたが、答えは一緒。


これでは次のプロジェクト開始時に未経験者ばかり集める事になってえらいことになる。1年半前にこの仕事を始めた頃の馬鹿みたいににっちもさっちも行かない、全てが後手後手で、それが更に別の作業を後手後手に回らせてしまっていた悪夢のような状況を思い出してしまう。
さすがに私まで右も左も分からないって事はないけども、鬼の残業になるのは明白。
まあ、そういう状況を私と一緒に乗り越えてきたメンバーがもう使えないかもしれないということ。


そんな、ほとほと困ったし、ほとほと疲れたところでの面談。


今日の面談は切る方。11月末で終わり。
2名。ほんとに私と一緒に3名で開始したときのメンバーの会社。
このうち1名は何が何でも手放したくない私の右腕と言っていい存在。
が、対会社の都合で、まず今後頼むことは無いであろう。
マネージャーも一緒に面談した。
色々言いたいこともあったけど、変に期待されても困るので通り一遍の挨拶となった。


実は昨日の面談もその2名の会社。
二次外注なんですね。その2名。
いろいろ私の個人的な本音を絶対手放したくない方の1名には話をしていたのだけど、もう終わりが迫っている焦りもあり「会社としての正式な考えではなく、私の個人的な思いと断った上で君の会社に伝えてみてくれないか」と話をしたら、先方の営業さんが是非会いたいと。
そんな事情で、普通は会うことの無い二次外注の営業さんに会った。


結果、良かったと思う。
いろいろな理由で先方も仕事を見つけるのに苦慮しているのと、私の思いが伝わってくれたのか「次のプロジェクトの時に是非声をかけてください。どこに行かせても引っこ抜いて連れてきます」と言ってくれた。
当然、一次外注に繰り上がるのにはハードルが高すぎて難しいので、次は(今日面談した会社でなく)別の会社経由となることも説明し了承を得た。
もちろんそれで本当に、その時になってちゃんと実現する保証も無いけど、考えは一致した。


そうしたことを、今日マネージャーに「実は…」と事後報告したのだけど、「お、1名確保できたな!」と軽い返事だった。
このマネージャー仕事はきちんとしてるし尊敬できるだけの経験もある人なんだけど、妙に今回の騒動については楽観視してて「4人分は発注貰えるんじゃないかと思ってんだけどな」とか、何を根拠にそんな事を言っているのかよく分からない。


なんか今は俺だけが慌てて駆けずり回ってるだけという状況で、上から見たら「お前慌てすぎ。プッ」なんだろうか?


まあそれでもいいよ。最重要視してる1名を確保できる目処が立ったんだし。


11末で契約解除になる7名のうちで「何が何でも残したい」というのはこの1名だけ。
(他に3名いるけど、こっちは対会社の都合で最早どうしようもない)
12末に向けてまた同じような調整をしていかないといけないけど、少しだけ気分が落ち着いたのでした。


あとは月末に向けて、ノウハウの文書化だ…